[世界展開力] GILP Symposium 2024 Winterを開催しました

 2024年12月18日(水)、GILP Symposium 2024 Winterをオンライン開催しました。GILP (Global Innovative Readers Program)とは、本学が2022年度より行う「大学の世界展開力強化事業」に関連した学生主体の活動の総称であり、これまで、参加学生による成果報告や研究交流のためのシンポジウム等が企画されました。このシンポジウムは、岐阜ジョイント・ディグリーシンポジウム2024における学術セッションとして実施されました。

 シンポジウムには、2024年10月から半年間、グローカルエキスパートプログラム(GEP)^*1 に参加するために岐阜大学に来日中のインド工科大学グワハティ校(IITG)学生5名や、Winter Schoolプログラムで12月4日から20日まで来日中のIITG学生6名とマレーシア国民大学(UKM)学生2名も岐阜大学からオンラインで参加し、開催されました。

 当日は、UKMのNasharuddin Zainal教授による基調講演、Siddhartha Singha教授(IITG)及びKartik Sau教授(東北大学)による招待講演や、GEP学生のRajani Kant Baroさん、Rajib Nandiさん、Arunima Dharさん(いずれもIITG博士課程 在籍中)による研究発表も行われ、岐阜大学及びIITG等の学生及び教員あわせて35名が参加しました。学術講演ならびに研究発表に引き続き実施されたパネルディスカッションでは、博士課程後のキャリア形成について活発な議論がなされ、インド学生が岐阜大学での留学経験の共有や「サクラ・サイエンス・インド若手研究者招待プログラム」に関する質問も挙がり、発表者と参加者の間で国際的な研究協力とイノベーションに向けた有意義な交流が促進されました。

 なお本シンポジウムは、本学教員でインド工科大学グワハティ校(IITG)出身のHimanshu Shekhar Jha教授(本学工学部)がアドバイザーとなり、シンポジウムの企画と実施をGEP参加学生が行いました。

*1 グローカルエキスパートプログラム:修士・博士を対象とし、各分野の専門科目のほか、地球規模課題の理解や企業研究、海外インターンシップからなる学修プログラム。修了者には、岐阜大学及びIITGにより国際共同修了証(Certificate)が授与されます。


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