修了生の皆さんが、岐阜大学で日本社会文化プログラムの学生として学んだ感想を残してくれました。
第30期
岐阜大学に来てこの一年間、自分にとって一番心に残っているのは、いろいろな国の人と出会ったことだ。自分の国で20年ぐらい生きてきたが、外国人との接触があまりなかったような気がする。岐阜大学で日本人の学生さんたちや他の国の学生と一緒に勉強し、各国の文化差や価値観の異同を感じることができた。
毎週水曜日に留学クラブのみんなと一緒に芝生に座り、昼ご飯を食べたり、いろいろなことについて話し合ったりした。また、授業の中では、一つの社会問題について異なる国の意見も交わした。特に、日文センターに設置されているラウンジが役に立ったと思う。イベントの開催や宿題のチェック、日本語会話など、なくてはならない場所だ。
そして、岐阜大学は留学生に現地で日本の文化に接するチャンスを提供している。日文センターが開催する茶道、能・狂言、十二単などのイベントによって、日本の伝統文化をさらに理解することができる。
総じて言えば、この一年間は自分の人生において貴重な経験になっている。チャンスがあれば、みんなにもぜひ、日本社会文化プログラムに参加し、いろいろな国の人と会う幸せを体験してみてほしい。このプログラムを「一期一会」とまとめるのが一番ふさわしいと思う。
岐大の日本社会文化プログラムに入ってよかったと思う。授業は日本文化だけではなく、岐阜の特徴も勉強できる。社会文化の授業は1か月に1回か2回あって、私が一番楽しみにしている授業だった。知らないことが多かったが、たくさん教えてもらった。ワークショップは一番楽しかったものだ。本当の日本文化を経験できたから。例えば、能楽、茶道、着物を着ながら郡上踊りの体験をしたこともある。このような経験をする機会は少ないと思う。ぜひこの授業を受けてみてほしい!
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- 2019年4月~2020年2月第25期