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グローカル推進機構について

グローカル:グローバル×ローカル
教員と事務職員が協働し、地域に根ざした国際化と成果の地域還元を推進します。

組織図

教員と事務職員が協働し、地域に根ざした国際化と成果の地域還元を推進

岐阜大学グローカル推進機構は、地域に根ざした国際化と成果の地域還元を行うことを目的に、平成31年4月1日に設置されました。
本機構内に「国際協働教育推進部門」、「地域国際化推進部門」、「留学推進部門」、「国際企画部門」の4部門と「日本語・日本文化教育センター」を設置し、ジョイントディグリーを中心とした国際協働教育の推進や、本学学生の海外留学支援及び本学で学ぶ外国人留学生の修学・生活支援などを通して、キャンパスの国際化を推し進めています。

組織図
2023.4 revision

機構長ご挨拶

岐阜大学グローカル推進機構について機構長 小山 博之

1.背景・必要性

高等教育をとりまく環境の変化の中で、大学の国際化と地域貢献は、大学の持つ機能を高めつつ社会に貢献するうえで重要な役割を担っています。教育振興基本計画においては、我が国における今後の教育政策の方向性として、「グローバル化の一層の進展が予想される中、日本が抱える社会課題や地球規模課題を自ら発見し、解決できる能力を有したグローバルに活躍する人材の育成が重要である。」と示されています。本学では、国際化を「岐阜大学の将来ビジョン」の中心に位置づけ、戦略的な改革を実施するために、理事(国際・広報担当)・副学長を本部長として「グローカル推進本部(旧国際戦略本部)」を平成27 年4 月に設置して対応してきました。この本部は、「国際協働教育推進部門」、「国際交流推進及び国際交流IR部門」及び「留学基盤教育推進部門」の3 部門からなり、平成30 年4 月には、外国人留学生への日本語・日本文化教育の体制を強化するため留学生センターを改組し、グローカル推進本部内に日本語・日本文化教育センターとして位置付けました。 本学の国際化の重要な取組として、平成28 年度にはグローカル推進本部長下のWGを設け、4つのジョイント・ディグリー専攻(JD)の設置認可申請準備に入りました。そして、平成30年度にすべての専攻についての設置認可を受けることができました。本件に関わっていただいた本学及び海外2大学の先生方と事務職員の方々のご努力と熱意は特記に値します。本JD は、インド工科大学グワハティ校(IITG)及びマレーシア国民大学(UKM)と4 つの国際連携専攻を設置するものであり、地域の課題を解決できるグローカルな視点を備えた高度専門職業人、あるいは高度専門職業人を指導できる研究開発人材及び大学教員を養成することを目的とし、平成31年4月から開設しました。JDに入学した学生の生活・学習支援については、大学として組織的な対応を種々検討しています。随時実施しているところです。また、日本国の政策において「外国人留学生、海外学生の本邦企業への就職支援強化」が掲げられ、留学生に対する日本語教育、中長期インターンシップ、キャリア教育などの充実が求められています。 このような国内外の状況に十分に対応するため、国際化に関連する多数の教育職員を部局横断型で組織化し、必要に応じて効果的に参加・貢献できる恒常的な仕組みである「グローカル推進機構」を設置しました。

2.本機構の概要

グローカル推進機構(組織図参照)は,教育職員と事務職員との協働により,「本学の実質的な国際化を推進」するとともに、「地域に根ざした国際化と成果の地域還元を行う活動を推進支援」することを目的としています。既存の「国際協働教育推進部門」、「国際企画部門」(名称変更)、「留学推進部門」(名称変更)、「日本語・日本文化教育センター」の機能に加え、新たな部門として「地域国際化推進部門」を設置しました。また、当該部門を支援する事務組織についても「地域国際化支援室」が加わりました。新設した「地域国際化推進部門」には、専任の担当教員を配置して、グローカル人材の就職支援及びJD 活動を基盤にした地域・産業界間の国際連携支援を担っています。学生、教員および職員の実質的な国際化の推進のため、部局等との連携は、機構窓口、各部門員やセンター員による支援活動を介してだけでなく、グローカル推進機構運営会議を通しても強固に図っています。

~以上、教育研究評議会(平成31年2月21日開催)審議資料から抜粋・改変~

参考:

国際化Policy & Vision(平成25年11月21日策定)

国際化Policy & Vision(H25.11.21).pdf

中期目標・中期計画

第3期中期目標(国際化)

【目標】
岐阜大学は、地域に根ざした国際化と成果の地域還元によってグローカル化を実現する。多文化共生型による国際教養コースの設置、日本人学生と留学生の混在型教育の充実、留学生の組織化や就職支援の充実など、国際化につながる施策を推進する。

詳細につきましては下記リンクをご参照ください。
中期目標・中期計画・年度計画・評価(https://www.gifu-u.ac.jp/about/objectives/mid_obj.html

第3期中期計画(国際化)

項目4
(1)グローバル化に関する目標を達成するための措置

  • ①-1 大学の国際化を推進するため、複数の協定大学への海外共同実験室の設置・活用やダブルディグリー・プログラムを推進するとともに、平成31年度を目途にジョイントディグリー・プログラムを整備し実施する。
  • ①-2 海外高等教育機関との連携ネットワークの強化、インターンシップの推進、教育研究活動への適切な参画モデルの策定等により、外国人留学生の修学・就職支援を強化する。
  • ①-3 日本人学生の短期海外研修制度の活用や海外留学モデルの構築等により、日本人学生の海外留学生数及び派遣学生数を第3期中期目標期間中に延べ 500 名以上にする。
  • ①-4 教員の海外研修及び海外留学を推進するとともに、事務職員を対象とした海外実務研修制度を整備する。
  • ①-5 地域企業のグローカル化に関するニーズ等を踏まえ、本学の国際化活動に関してIR分析を行い、地域社会のグローカル化支援に活用する。
  • ①-6 応用生物科学研究科及び工学研究科における秋入学を活用した英語による教育コースの点検・改善及び地域科学部における国際教養コースの設置等により、日本人・留学生の混在型教育を実施する。

詳細につきましては下記リンクをご参照ください。
中期目標・中期計画・年度計画・評価(https://www.gifu-u.ac.jp/about/objectives/mid_obj.html

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