国際連携専攻(ジョイント・ディグリープログラム)設置について
岐阜大学は、国際化の推進と教育研究力のさらなる向上を図るため、平成31年4月に海外協定大学のインド工科大学グワハティ校(IITG)およびマレーシア国民大学(UKM)とそれぞれ協働し、4つの国際連携専攻を開設しました。
専攻名 | 相手大学(国) | 学位 | 標準修業年限 | 使用言語 | 設置認可 |
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自然科学技術研究科 岐阜大学・インド工科大学グワハティ校国際連携食品科学技術専攻 | IITG(インド) | 修士 | 2年 | 英語 | 平成30年6月設置認可 |
連合農学研究科 岐阜大学・インド工科大学グワハティ校国際連携食品科学技術専攻 | IITG(インド) | 博士 | 3年 | 英語 | 平成30年6月設置認可 |
工学研究科 岐阜大学・インド工科大学グワハティ校国際連携統合機械工学専攻 | IITG(インド) | 博士 | 3年 | 英語 | 平成30年11月設置認可 |
工学研究科 岐阜大学・マレーシア国民大学国際連携材料科学工学専攻 | UKM(マレーシア) | 博士 | 3年 | 英語 | 平成30年11月設置認可 |
国際連携食品科学技術専攻の教員一覧はこちら
国際連携統合機械工学専攻及び国際連携材料科学工学専攻の教員一覧はこちら
国際連携専攻開設に係り、平成30年度第5回(7月30日)及び第9回(12月19日)の学長記者会見にて、テーマとして取り上げられました。
学長記者会見で配布された資料(ジョイント・ディグリープログラムについて)はこちら
ジョイント・ディグリースペシャルムービー
国際連携専攻の学年進行
国際連携専攻とは、本学と海外協定大学がそれぞれの強みを活かしたカリキュラムをもとに、共同で作成する教育プログラムです。学生は標準修業年限の中で、一定期間を相手大学で学びます。留学を伴う国際的な教育環境の中で講義履修および研究活動を行い、在学期間を延長することなく日本と海外における2大学の連名で、単一の学位を取得することができるよう計画しています。
各専攻のスケジュールと履修モデルは以下をクリックしてご覧ください。
自然科学技術研究科岐阜大学・インド工科大学グワハティ校国際連携食品科学技術専攻
連合農学研究科岐阜大学・インド工科大学グワハティ校国際連携食品科学技術専攻
この専攻で学ぶメリット
国際連携専攻は、本学と海外協定大学(IITGまたはUKM)の両方に在籍して修学し、修士課程あるいは博士課程を修了できる国際性あふれる大学院教育環境を提供します。
語句説明
<ジョイント・ディグリー(JD)>
連携する大学間で開設された単一の共同の教育プログラムを学生が修了した際に、当該連携する複数の大学が共同で単一の学位を授与するもの。大学設置基準等の改正により、連携する外国の大学との連名による学位の授与を認められることになった。
<プログラム>
一つ又は複数の大学が、大学、学部及び学科、又は課程等の教育上の目的を達成するために必要な授業科目を自ら開設又は共同して開設し、体系的・計画的に編成された一連の教育課程であって、学生がその教育課程を適切に修了したことを厳正に評価し、もって学位の授与又は履修の証明をすることを目的とするもの。
<カリキュラム>
一つ又は複数のプログラムの実施に際し、それらを実現するものとして、一つまたは二つ以上の大学により提供される授業科目や研究指導等の体系。
【引用】中央教育審議会「我が国の大学と外国の大学間におけるジョイント・ディグリー及びダブル・ディグリー等国際共同学位プログラム構築に関するガイドライン」(平成26年11月14日)より抜粋・一部改変