岐阜ジョイント・ディグリーシンポジウム2024を開催しました

 2024年12月6日、岐阜大学糖鎖生命コア研究所(iGCORE)にて「岐阜ジョイント・ディグリーシンポジウム2024」を開催しました。
 東海国立大学機構主催のメインシンポジウムは、「多文化共生を促進するジョイント・ディグリー ~教育研究の国際化と地方創生~」をテーマに開催され、対面およびオンラインで119名が参加しました。冒頭、松尾 清一 機構長と吉田 和弘 大学総括理事・副機構長(岐阜大学長)が開会挨拶を行い、続いて文部科学省 高等教育局の武田 久仁子 専門官が「留学生Mobilityの推進及び大学の国際化について」と題した基調講演を行いました。その後のパネルディスカッションでは、名古屋大学、立命館大学、京都工芸繊維大学、岐阜大学の代表者が登壇し、ジョイント・ディグリープログラム(JDP)修了生がもたらす学内への波及効果や、今後の展望について議論が交わされました。また、大学や国としての学生支援のあり方についても活発な意見交換が行われました。
 午後からの岐阜大学主催による産官学金連携セッションには95名が参加し、「グローカル化による地球課題解決への挑戦」をテーマに、JDPに協力した企業への感謝状贈呈が行われました。続くパネルディスカッションでは、竹資源の活用に関する具体的な取り組みが紹介され、今後の展開について有意義な議論が展開されました。
 工学部では企業のブース展示も開催され、産学連携の具体的な取り組みや成果が紹介されるなど、終日にわたり充実したプログラムとなりました。本シンポジウムを通じて、教育研究の国際化と地方創生におけるJDPの重要性が再確認されました。
 今後も同シンポジウム開催等の活動を通じ、JDPを中軸とした地域の国際化推進に貢献していきます。

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    吉田学長によるメインシンポジウム開会挨拶

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    竹資源パネルディスカッションの様子

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