駐日リトアニア大使特別講演会を開催しました

 2024年10月29日(火)、岐阜大学グローカル推進機構は、岐阜大学講堂にて駐日リトアニア共和国 特命全権大使 オーレリウス・ジーカス大使による特別講演会を開催しました。

 本講演会は岐阜県主催の事業「リトアニアNOW2024」の一環として開催しました。冒頭の吉田 学長による開会挨拶では、本学とリトアニアのこれまでの交流状況として、学術交流協定大学であるヴィータウタス・マグヌス大学及びカウナス工科大学との研究・学生交流や、2019年度にギターナス・ナウセーダ大統領による特別講演会を本学で開催したことなどを紹介しました。

 ジーカス大使は、2022年5月の大使就任前にはヴィータウタス・マグヌス大学のアジア研究センター長として在籍され、2010年には本学と同大学の交流開始に尽力されました。ジーカス大使の本学への訪問は今回で5度目ですが、駐日リトアニア大使としての講演は今回初めて開催しました。講演では、同国の地理的特徴、文化、歴史、現在のリトアニア社会やウクライナ支援などの現状について、丁寧な日本語で分かりやすく語り、学内外から参加した約200名の参加者が興味深く聞き入りました。また、参加者からは、リトアニアの高い食糧自給率や防衛・エネルギー政策、大手チェーンレストランと共同企画開発したリトアニア家庭料理についての質問が挙がるなど、同国への高い関心が伺えました。

 講演会終了後には、大使による著書へのサイン会及び学生・高校生約30名との交流会が行われ、リトアニアについての知見をさらに深める機会となりました。参加者からは、リトアニアという国について幅広い知識を得られたことや、現代日本との対比についての話を聞くことができ、非常に有意義だったという意見が多くありました。本講演会をきっかけに、学生・教職員・地域の方々のリトアニアに関する知識が深まり、本学とリトアニアの大学との交流がさらに促進されることが期待されます。

 本学は今後も、多様な国の文化に触れる機会を提供し、学生・教職員・地域の方々が国際理解を深められるような活動を推進してまいります。


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    講演の様子

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