留学生と企業をつなぐ「愛岐留学生就職支援コンソーシアム岐阜地区ワークショップ」 を開催しました

 10月30日(水)、岐阜大学全学共通教育講義棟において、2024年度愛岐留学生就職支援コンソーシアム岐阜地区ワークショップを開催しました。
 今年度で7回目となる本ワークショップは、愛岐留学生就職支援コンソーシアムに参画している本学、岐阜県、岐阜県経営者協会、日本貿易振興機構(JETRO)岐阜貿易情報センターの県内4機関が共同で開催し、留学生と県内企業に就職マッチング機会を提供することを目的としています。
 ワークショップは2部構成で、第1部では「東海圏における高度外国人材の活用に向けて:定着促進の視点から」と題し、事業主と外国人労働者それぞれの立場から講演がありました。はじめに、株式会社キョウワの代表取締役社長 臼田 龍司氏が、自社でベトナム人を雇用するに至った経緯や、雇用したベトナム人社員の定着を目指す現在の取り組みについて、具体的なエピソードを交えながら紹介しました。次に、株式会社テクノプレニードヒダで活躍しているクンナラッタナ スワピス氏から、自身が外国人として日本で就職活動をした体験談や現在従事している仕事について日本語で語り、参加者にとって大きな刺激となりました。
 第2部では、留学生が参加企業のブースを訪ねて企業担当者と直接交流を行いました。今年度は企業11社から13名の企業担当者と、留学生(6カ国)14名が参加しました。
 参加した留学生からは「留学生に特化したワークショップで大変良かった、外国人として日本に就職するための情報が得られた、住む場所、働く場所として東海地区の魅力を実感した」と好評を得ました。企業担当者からは「採用までの実際の取り組み事例を聞き、自社にも取り入れたいと思った」「実際に日本で就職した人の話を聞くことは非常に有意義だった」「今後自社が外国人を採用するにあたって情報共有できる方や機関とつながりができ良かった」と次へとつながるコメントも寄せられました。
 本学では今後も、留学生と県内企業のマッチングを積極的に支援し、留学生が日本での就職を実現できるようサポートしていきます。

  • 写真

    第1部 講演の様子

  • 写真

    第2部 交流の様子

ページの先頭へ

×