『日本の魅力を発信!ストーリーの力×グローカル視点=?』 を開催しました。

 2025年7月14日(月)、岐阜大学グローカル推進機構は、岐阜大学シンポジウム・GU-GLOCALシンポジウム2025『日本の魅力を発信!ストーリーの力×グローカル視点=?』を本学講堂で開催し、学内外から312名が参加しました。
 はじめに、映画・ドラマプロデューサーの山田兼司氏が「映画における『世界』とは」と題して講演しました。山田氏は、世界的に高い評価を受けた作品を数多く手がけてきた経験から、国境を越えて人の心を動かすストーリー作りに不可欠な"4つの原則"と"7つのエレメント"を軸に人の心を動かすコンテンツ制作の背景にある視点について語りました。
 続く鼎談には、山田氏に加え、脳科学者で作家の茂木 健一郎客員教授、リム リーワ副学長(国際展開・多様性・ジェンダー(男女共同参画)(副)・図書館(副)担当)が登壇し、「ストーリーの力×グローカル視点が生み出すモノとは?」をテーマに語り合いました。話題は"世界に届ける"ために必要な考え方にも及び、世界を直接目指すのではなく、自分の半径5メートルを深く掘り下げることこそが結果的にグローバルに通じる普遍的な価値や共感にたどり着くというアプローチの意義についても語られました。
 参加者からは、「映画の話かと思っていたが、どんな分野にも通じる内容だった」、「自分のストーリーを深めるために、ネガティブな面にも向き合い、「好き」を突き詰めたいと思った」など、前向きな感想が多数寄せられました。
 グローカル推進機構では、今後も学生・教職員・地域の皆様に向けた国際的な視点を育む企画を継続して開催してまいります。本シンポジウムは、後日「Glocal Lesson」にて配信予定です。 


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    山田氏の講演の様子

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    鼎談の様子

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    会場の様子

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