岐阜ジョイント・ディグリーシンポジウム2025を開催しました

 12月4日、5日に、岐阜大学 糖鎖生命コア研究所(iGCORE)ほか学内各会場において、「岐阜ジョイント・ディグリーシンポジウム2025」を開催しました。
 メインシンポジウムに先立ち、12月4日に行われた学術セッションでは、インド工科大学グワハティ校(IITG)及びマレーシア国民大学(UKM⁾の講師陣による学術講演が行われました。
 12月5日に開催された東海国立大学機構主催のメインシンポジウムには、対面およびオンラインで95名が参加しました。冒頭、松尾 清一 機構長と吉田 和弘 大学総括理事・副機構長(岐阜大学長)が開会挨拶を行い、続いて文部科学省 高等教育局の古屋 圭織 専門官より「留学生Mobilityの推進及び大学の国際化について」と題した基調講演がありました。その後、IITGのDevendra Jalihal学長による活動紹介に続き、筑波大学、名古屋大学のジョイント・ディグリープログラム(JDP)参加学生及び岐阜大学JDP修了生1名から寄せられたメッセージ動画が放映されました。パネルディスカッションでは、「グローバルサウス諸国との学生交流」をテーマに、名古屋大学、筑波大学、山口大学、岐阜大学の代表者が登壇し、グローバルサウス諸国の大学と教育交流を行う意義や課題、今後の展望について活発な議論が交わされました。
 午後から行われた産官学金連携セッションは「持続可能な社会への転換を進める企業活動」をテーマとして開催されました。第一部では、岐阜大学のJDPコンソーシアムの活動紹介のほか、コンソーシアム参加企業による竹を中心とするバイオマス資源利用に関する取組紹介が行われました。第二部は「ネイチャーポジティブな農業・バイオマス利活用」と題し、東海農政局及びキリンホールディングス株式会社による事例紹介及び意見交換が行われました。
 当日は、メイン会場であるiGCOREのほか、図書館エントランスホールでも地元企業や文化紹介のブース展示が開催され、海外からの来賓も含めた多くの来場者が訪れるなど、終日に渡り充実したシンポジウムとなりました。
 今後も同シンポジウム開催等の活動を通じ、JDPを中軸とした地域の国際化推進に努めてまいります。

  • 写真

    古屋専門官による基調講演

  • 写真

    産官学金連携セッション

  • 写真

    ブース展示を訪れるIITG学長及び教授陣

ページの先頭へ

×