岐阜大学 吉田和弘学長が「日印経済フォーラム」(インド・デリー)に出席

2026年7月2日(現地時間)、インド・デリーで開催された「日印経済フォーラム」に、吉田和弘学長が出席しました。あわせて、小山博之グローカル推進機構長、西津貴久応用生物科学部長が出席しました。

日印経済フォーラムは、日本とインドの経済連携を強化するための意見交換や情報共有の場であり、両国の政府・企業が参加し、製造業や先端技術など多分野での協力を推進することを目的としています。本フォーラムには、高市早苗内閣総理大臣とインド共和国のナレンドラ・モディ首相が参加し、両首脳のスピーチや、これまでに締結された民間覚書の発表等が行われました。高市総理はスピーチのなかで、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」を進化させた「共に、強く豊かになる」との理念を掲げ、両国が地域を支える二大民主主義国家として連携を一層深めていく方針を示しました。

本フォーラムにおいて、岐阜大学は日印で唯一の大学として参加・登壇しました。吉田学長は、インド北東部地域(NER)の産業バリューチェーン構築を主題とするセッション4に登壇しました。

登壇では、本学とインド工科大学グワハティ校(IITG)との15年以上にわたる連携の歩みを紹介しました。両校は食品工学・機械工学・人工知能など産業に直結する分野で国際共同教育を展開し、2019年には日印初かつ唯一のジョイント・ディグリープログラム(JDP)を開始、現在は社会人の学び直しに資するマイクロクレデンシャルの開発へと発展させています。なお、本フォーラムの司会を務めた日本貿易振興機構(JETRO)の丸山春香さんは、このJDPの最初の修了生の一人です。

さらに吉田学長は、2026年3月にグワハティで産学官連携の国際シンポジウムを開催し、北東インドの20大学から成る連携体を設立したことを報告しました。そのうえで、本学とIITGが日本と北東インドを結ぶ「架け橋」となり、21大学・産業界・州政府と連携して、インドの成長戦略「Advantage Assam 2.0」が掲げる半導体・航空宇宙・再生可能エネルギー・農産加工・ライフサイエンス等の分野と結びついた共創エコシステムを構築する構想を示しました。本学は、この一連の取り組みを、大学が主導する地域変革の新たな国際連携のかたち「岐阜大学―IITGモデル」として位置づけ、今後さらに発展させていく方針です。

セッション4のモデレーターを務めた独立行政法人国際協力機構(JICA)インド事務所の竹内所長から投げかけられた「事業を通じてインド(北東州)ビジネスで肌で感じる変化・凄さを一言で」という質問に対し、吉田学長は、「大学連携を起点とする日印の深い交流の形成が更なる成長の起爆剤となる」と回答しました。

岐阜大学は、東海国立大学機構の一員として、インドをはじめとする海外の大学・研究機関との連携を積極的に推進しています。今回のフォーラムへの出席・登壇を契機に、教育・研究・人材育成の各面で日印の協力をさらに深め、地域および世界への貢献を目指してまいります。


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    日印両首脳との記念写真(高市総理の右側2人目が吉田学長) 写真提供:内閣広報室

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    セッション4登壇者(右端が吉田学長)写真提供:ジェトロ

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    発表する吉田学長

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    フォーラム司会を務めたJETRO 丸山さん(右から2人目)との記念撮影

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