ラバト国際大学学長らが本学を訪問しました

 2024年7月8日(月)、モロッコのラバト国際大学(UIR)のヌレディン・ムアディブ学長らが本学を訪問しました。
 2023年5月にラシャッド・ブフラル 駐日モロッコ王国 特命全権大使が本学を訪問された際に、UIRとの交流の提案がありました。そして、同年12月に本学の吉田 学長らがUIRを訪問し、学術交流の可能性について協議しました。これを受けて、本学とUIRはエネルギー工学分野での共同研究を中心に交流を進めることになり、今回、大学間学術交流協定締結の署名式を執り行いました。
 吉田 学長は「今回の大学間学術交流協定締結を通じて、学生交流や共同研究においてより重層的な交流が始まることを期待している」と述べました。また、ムアディブ学長は「今回の協定締結、そして本日の岐阜大学の訪問を通じて、学生交流や博士課程の指導、共同研究等を発展させていきたい」と語りました。
 署名式の後には、UIR側の教員3名が研究内容を紹介し、本学からは糖鎖生命コア研究所、地方創生エネルギーシステム研究センター及び航空宇宙生産技術開発センターがそれぞれの取り組みを紹介しました。その後、これらの研究所及びセンターを実際に見学し、交流を深めました。
 また、UIR訪問団は2024年7月6日(土)から9日(火)まで岐阜県に滞在し、7日(日)には高山市の視察等を行いました。視察では、本学が地域社会の課題を大学教育に反映させるために設置している「地域ラボ高山」などを訪れました。
 今回の訪問及び大学間学術交流協定の締結を機に、本学はUIRとの連携をより一層深め、今後の研究交流を促進するなどさらなる国際化に向けた取り組みを推進していきます。


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    大学間学術交流協定締結の署名式

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    学内見学(航空宇宙生産技術開発センター)
    (左から)
    アブデラジズ・ベンジュアド副学長(研究・イノベーション・パートナーシップ)
    ナディア・ユスフィ・シュタイナー教授
    モハシン・ボウヤ総括所長(イノベーション・起業家育成センター)
    伊藤 和晃 教授(航空宇宙生産技術開発センター)
    ジャマル・ブコウレイ部長(国際関係・パートナーシップ)
    アブデラティフ・ベンシェリファ所長(公共政策センター及び学長シニアアドバイザー)
    アオマル・ブーム教授(UIR大学フェロー、University of California, Los Angeles (UCLA) 人類学教授)

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    地域ラボ高山の訪問

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