2023年度 愛岐留学生就職支援コンソーシアム岐阜地区ワークショップを開催しました

 10月25日(水)、岐阜大学全学共通教育講義棟において、2023年度愛岐留学生就職支援コンソーシアム岐阜地区ワークショップを開催しました。
 本ワークショップは、愛岐留学生就職支援コンソーシアムに参画している、本学、岐阜県、岐阜県経営者協会、日本貿易振興機構(JETRO)岐阜貿易情報センターの県内4機関が共同で開催しており、今年度で第6回目の実施となります。
 ワークショップは2部構成で進行し、第1部では「東海圏における高度外国人材の活用に向けて:企業支援と留学生支援の視点から」と題し、ジェトロ本部 高度外国人材課のスワスティック・クルカルニ氏と、本学グローカル推進機構 日本語・日本文化教育センターの松尾 憲曉 助教が講演しました。スワスティック氏は、日本の人手不足と高度外国人材を必要とする現状から、その担い手となる留学生に焦点を当て、具体的な企業とのマッチング例などを紹介しました。また、松尾 助教は、岐阜大学における留学生の内訳、就職の状況とともに、日本語クラスに参加する学生と就職の実態について話しました。
 第2部では、留学生が参加企業のブースを訪ねて面談を行いました。本年度は企業10社から11名、留学生20名の参加がありました。また、これに先立ち、現在本学にて6か月研究インターンシップを行っているインド工科大学グワハティ校の学生5名と日本貿易振興機構(JETRO)との交流会を行いました。その中で、スワスティック氏から、日本で就職することのメリットやJETROウェブサイトを利用した高度外国人人材登用を希望する日本企業の探し方について情報提供がありました。
 全体を通じて、参加した留学生から「今回のワークショップを通じて高度人材の就職に対してお互いの立場を理解し、自分の課題を見つけることができたよい機会であった」と好評を得ました。また、企業から「外国人雇用の目的や課題などを社内で話し合い、より明確にしてから来年また参加したい」、「学生の方々の日本語力、外国人へのサポートの内容など企業側が考えられることのヒントが得られてよかった」など、次へとつながるコメントも寄せられ、有意義な機会となりました。
 今後も留学生と参加企業とのコミュニケーションを深め、更なる留学生の就職支援活動を展開していきます。

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    交流会の様子

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    ワークショップ 第2部の様子

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