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　要旨 2015年9月、国連サミットで、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が加盟国の全会一致で採択され、全世界が持続可能な開発目標（SDGs）に向けて取り組むことが確認されました。本勉強会では、SDGs実施手段として、中部圏唯一の国連機関がアジア・太平洋地域で推進している３Rs及びグローバル・パートナーシップを紹介するとともに、産官学連携によるグローカル化への期待をお伝えします。
プログラム
＜司会＞グローカル推進機構 地域国際化推進部門長 小山 博之
＜講演＞「国連が推進する3Rs」：国際連合地域開発センター 酒井紀久子 環境ユニット研究員
＜ディスカッション＞
・パネリスト：酒井紀久子　国際連合地域開発センター環境ユニット研究員 / 稲葉 昭夫 岐阜県食品科学研究所所長 / 海老原章郎 教授 / 三輪 真一 特任教授 / 柴田 大輔 客員教授
・ファシリテーター：小山 博之 教授

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要旨国連開発計画の2020年報告書のサブタイトルに記載された「人新世」について、Steiner事務局長は「まったく新しい地質時代では人類存続の最大のリスクは、我々自身である。人間は地球に対し、かつてなく大きな力を及ぼしている。一方で、私たちはこの過ちを正す初めての世代となることができる。」と述べています。国連の持続可能な開発目標（SDGs）は「誰一人取り残さない」を掲げる人類共通の目標ですが、既にその期間の3分の１が過ぎているにも関わらず、内容をある程度知っている人は3割とされています。本勉強会では、人新世における企業の在り方について議論したいです。
プログラム
＜司会＞ グローカル推進機構 地域国際化推進部門長 小山 博之
＜プロローグ講演＞ 「カーボンニュートラルに対する経産省方針のご紹介」
　グローカル推進機構 地域国際化推進部門 副部門長 三輪 真一
＜講演＞「SDGsの達成に貢献するバイオエコノミー ～人新世における企業の在り方～」
　一般財団法人バイオインダストリー協会 日本バイオ産業人会議事務局 坂元 雄二 事務局次長
＜ディスカッション＞
・パネリスト：坂元 雄二 事務局次長 / 三輪 真一 特任教授 / 柴田 大輔 客員教授
・ファシリテーター：小山 博之 教授

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要旨2020年10月に国会における所信表明演説で、2050年までの脱炭素社会実現を目指すことが述べられました。その一つの方法として、SDGsのターゲットにある通り再生可能エネルギーの割合の大幅な拡大があげられます。太陽光発電は、代表的な再生可能エネルギーとして注目が集まっています。本勉強会では、現在開発が進められています高効率太陽電池ならびに新たな用途開発などについても紹介いたします。

プログラム
＜司会＞ グローカル推進機構 地域国際化推進部門長 小山 博之
＜プロローグ講演＞ 「カーボンニュートラル達成に向けて太陽電池への期待」
　グローカル推進機構 地域国際化推進部門 副部門長 三輪 真一
＜講演＞「太陽電池技術の現状」 　岐阜大学工学部　伊藤 貴司 教授
＜ディスカッション＞
・パネリスト： 伊藤 貴司 教授 / 三輪 真一 特任教授
・ファシリテーター：小山 博之 教授

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要旨〈金融×流通×AI〉で世界中の農業を"デジタル農協"化することを掲げ、国際機関からも注目を頂いております。FinTech（フィンテック）とは、金融（Finance）と技術（Technology）を組み合わせた造語で、金融サービスと情報技術を結びつけたさまざまな革新的な動きを指します。弊社は産業形成が属人的に行われていて市場の適正化が成されていない発展途上国の農業に着目しました。AIによる与信管理と価格予測を低コストで実現し、「人」と「流通」のコストを最小限に抑えることを目指して現在取り組んでいるフィリピンでのプロジェクトについてもお話しします。
プログラム
＜司会＞ グローカル推進機構 地域国際化推進部門長 小山 博之
＜プロローグ講演＞ 「経済学と数学」「フィンテックとは」
　グローカル推進機構 地域国際化推進部門 副部門長 三輪 真一
＜講演＞「フィンテックによる新興国農業スタートアップ」
　株式会社ロングターム・インダストリアル・ディベロップメント 谷口 泰央 代表取締役
＜ディスカッション＞
・パネリスト：株式会社ロングターム・インダストリアル・ディベロップメント
　　　　　　　谷口 泰央 代表取締役 / 増戸 彩美 Administration ＆ Marketing Officer
　　　　　　　三輪 真一 特任教授 / 柴田 大輔 客員教授
・ファシリテーター：小山 博之 教授

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要旨すべての陸生植物の細胞壁と中葉組織とに普遍的に偏在しているペクチン多糖は，水溶性食物繊維の一種として知られ，増粘剤や乳化剤といった食品添加物としても広く利用されています。また，加工品ばかりでなく，私たちが口にする野菜や果物にも必ず含まれる身近なもので，最近の研究では健康維持に大きく影響する腸内細菌叢をコントロールする主要な食物繊維の一つとして注目されています。私たちは，ペクチンが腸内細菌を介さず直接小腸の機能を調節することを発見し，新たな食物繊維の機能性として研究を進めています。こうした新機能が，年間2,842万トンに及ぶ食品廃棄物の有効活用の一助となることを目指しています。
プログラム
＜司会＞グローカル推進機構 地域国際化推進部門長 小山 博之
＜プロローグ講演＞「2050年カーボンニュートラル達成に向けての政府資料解説」
　グローカル推進機構 地域国際化推進部門 副部門長 三輪 真一
＜講演＞「未利用野菜・果物の有効活用～食物繊維の未知なる機能～」
　岐阜大学応用生物科学部 矢部 富雄 教授
＜ディスカッション＞
・パネリスト：矢部富雄 岐阜大学応用生物科学部教授 / 三輪 真一 特任教授 / 柴田 大輔 客員教授
・ファシリテーター：小山 博之 教授